LCCのエアアジアで荷物が重すぎて1万円の追加料金取られた話
- 2019.01.25
- 日本

空の旅の選択肢としてすっかり定着したLCCの格安航空券。
ANAやJALといった大手企業と比べて格段に値段が安く、時には数倍安く移動できるとして人気を集めています。
しかし単純な航空料金の安さにだけ注目していると、荷物重量にて大きな追加料金を取られることがあります。
飛行機に乗りなれている人からすると当たり前のことなのでしょうが、飛行機の料金には人にかかる乗客料金と、飛行機に積み込む荷物にかかる料金の2つがあります。
そして持ち込む荷物の重さによって、航空会社から請求される料金が大きく変わってきます。
特に積み込む荷物の予約をしていなかった場合の追加料金は馬鹿になりません。
今回はLCCでの荷物重量での注意点についてご紹介します。
重量制限が設けられている理由
格安航空で厳重な荷物の重量制限をかけている理由は、格安で飛行機チケット販売するための徹底したコストダウンのために、燃料料金に大きく影響を及ぼす搭乗重量を出来るだけ軽くするためです。
飛行機はその重さが重くなればなるほど、必要とする燃料が多くなります。
全体の重量を軽くするための工夫として、乗客が持ち込む預け入れ荷物と機内持ち込み荷物の療法に厳しい重量制限をかけているのです。
これは格安航空だけではなく、ANAやJALといった大手も同様です。
エアアジア(AirAsia)の手荷物追加料金
私は日本からタイ・バンコクまでの移動を、格安航空会社であるエアアジア(AirAsia)を使いました。
東南アジアを中心に多くの便数があり、東南アジアへの旅行をする人の多くが利用する航空会社です。
その人気の理由はなんと言ってもその料金の安さでしょう。
飛行機チケットの値段は1万3千円弱とかなり安かったのですが、15kgまでの預け入れ荷物(受託荷物)は一律で1万円、1kg超えるごとに2,200円の料金を取らることをその場で知った私。
事前に調べていなかったため、軽く動揺する私。
私「どうしても追加料金必要なんですか?」
受付「どうしても必要です」
私「なんとかなりませんか?」
受付「なりません」
私「チケット買う時はそんなこと書いてなかった」
受付「知らない。サイトには書いてる、よく見ろバカタレ」
交渉は無理だと悟った私は、なんとかその場で荷物を減らし、元々18kgだった荷物を14,7kgまで減らし、何とか1万円の追加料金だけで収めました。
それでも1万円の追加料金は痛い。。。
早速の計算外です。
その後調べてみたところ、ホノルルなどのタイよりも遠方に行く場合、もっと多くの追加料金が取られることが分かりました。
また事前にネットで予約しておくことで、重量や値段がかなりお得になるようです。(荷物料金自体は当然必要ですが)
以下から予約可能です。
航空券が格安だからといって、油断してはいけません。
ちゃんと各航空会社の手荷物料金をチェックしておかないと、航空料金を格安で抑えた意味がなくなってしまいます。
機内持ち込み荷物は意外とごまかせる!?
機内持ち込みの荷物には、総重量7kg以下という制限があるようです。
個数は2個までで、サイズも
「56×36×23cm以内 かつ座席上の荷物入れに入るサイズ」と
「40×30×10cm以内 かつ前の座席下スペースに入るサイズ」という制限があるようです。
しかし搭乗手続きをよく見ていましたが、機内持ち込み荷物の重量はちゃんと計測している場合としていない場合がありました。
さらに着ている服に入るものは計測の範囲外のようです。
なので空港の待合所には荷物を軽くするために服を何枚も着込む人や、ポケットに重たい荷物を詰め込んでいる人を何人か見かけ、私だけじゃないんだなと安心しました。
また重量検査をするタイミングは出国検査の前の一度しかないため、検査から搭乗までの間に荷物を詰め込んでもばれない確率は高そうだと感じました。
実際私もなんとか重量を減らすために、来ている服のポケットにパンパンに荷物を詰め込み、重量検査を受けました。
ポケットの品だけでおそらく2kgくらいはあったと思います。
実際に何枚もの服を厚着して、ポケットに大量の電子機器を詰め込んでゲートを潜りましたが、ポケットに詰め込んだ荷物に関して指摘されることなく入場できたので、「機内持ち込み荷物はごまかしが効く」と言うのが正直な感想です。(問題になっても責任は持てませんが)
その代わり持ち込んだ荷物の内容で警察の厄介になることになったのですが、詳しくは以下にてご紹介しています。
上記をまとめると、エアアジアで荷物料金無しで旅行するためには、7kg以下の手荷物料金と服のポケットに入るだけの荷物だけで旅をする必要があるということなのです。
エアアジアの手荷物料金詳細
エアアジアだけでなく各航空会社の受託に持つの詳細は、料金は変更になる場合もありますので、必ず各サイトを確認するようにしましょう。
またどこの航空会社にも当てはまることですが、チケット予約のときに合わせて荷物の申請もしておくことで、現地で預入荷物の手続きをするよりも格段に安くなりますので、手荷物以外の大きな荷物がある場合は必ず事前に予約するようにしましょう。
まとめ
見落としがちな受託荷物の手数料についてご紹介しました。
今回は私が利用したエアアジアでの実体験を中心にご紹介しましたが、他のLCCでも同様の注意が必要です。
想定外の出費を無くすためにも、事前にしっかりと調べておくことと、荷物はできる限り減らすことが大切です。
理想を言うならば手荷物の範囲内になる7kg以内にすべての荷物を収め、現地で買えるものは現地調達をするのが一番楽ですし、場合によっては安くなります。
私は空港で5kg以上の荷物を捨てることで4000円以上料金をお得にすることができましたが、まだまだ減らせるものがあったなと思っています。
何より重たいと移動がとても大変です。
事前確認と少ない荷物で安くて快適な旅にしましょう。
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