箱根の観光名所「大涌谷」と「芦ノ湖」に実際に行ってきたのでご紹介
- 2019.01.13
- 日本

日本の代表的観光名所「箱根」
箱根といえば箱根山、芦ノ湖、大涌谷、温泉たまご、ロープウェイ、温泉、大自然、絶景などなど、数え始めたらキリがないほどの魅力に溢れた土地です。
そして箱根は東京からのアクセスの良さもあり、休日ともなれば観光客で賑わいをみせる、いわゆる観光都市なのです。
箱根は外国人観光客からも人気のあるスポットであり、多くの外国人観光客を目にします。
この記事では箱根の観光名所である「大涌谷」と「芦ノ湖」に実際に行ってきたので、現地の様子をご紹介します。
硫黄の匂いが香る煙の吹き出る場所「大涌谷」
大涌谷へ向かうには「強羅駅」より出ている箱根登山ケーブルカーに乗り、更に箱根ロープウェイに乗り換えて向かう必要がある。

箱根ケーブルカーは始発の「強羅駅」から終点の「早雲山駅」まで大人1人あたり420円。
徒歩で登るにはかなりしんどい急斜面を登ります。

箱根ロープウェイは始まりの「早雲山駅」から「大涌谷駅」を経由して芦ノ湖のある終着駅「桃源台駅」まで往復料金で大人一人あたり2,550円。
かなり高い。
大涌谷まででも2,000円となかなかな料金。
ケーブルカーはそうでもないのに、ロープウェイから観光地料金の本気を出してきます。
ケーブルカーとロープウェイを乗り継いでいざ大涌谷へ。

大涌谷は名所としての火山ガスが吹き出るパワースポットとしての側面に加え、観光客をもてなすための食事処や土産物屋が軒を連ねている。
降り立ってまず感じるのは、あちこちから立ち上がる硫黄の匂いのする水蒸気の噴煙と周囲を囲む豊かな自然。
残念ながら噴煙が吹き出す場所へは侵入が規制されているため、間近では見ることはできないが、それでもなかなかの大迫力である。
さらに天気次第では雲海も見ることができる。
そして遠くに眺めることができる富士山はまさに絶景である
この日は天気もよく富士山がはっきりと見えた。
大涌谷はゆで卵が名物
大涌谷の中で観光客が徒歩で行ける範囲はそれほど広くない。
ものの30分位でめぼしい場所は全て回れる程度の広さである。
そんな場所である大涌谷。大涌谷にはある名物がある。
そう。ゆで卵である。
しかも黒いゆで卵である。
なんでも、ゆで卵を作る際に温泉池の成分である鉄分と硫化水素が反応して硫化鉄(黒色)になり、黒いゆで卵が出来上がるらしい。
最初中身まで黒いのかなと想像したが、黒くなるのは殻だけで、中身が黒いわけではないみたいだ。


味は科学的にも普通の卵よりも旨味成分が20%多いことが解明されているらしく、絶景の中というロケーションもあり確かに美味かった。
黒たまごは延命・子育ての縁起物とされており、一つ食べると7年寿命が伸びるとされている。
由来は平安時代の弘法大師が作ったからとのこと。
言うなれば体の良い宣伝文句である。
- 「黒い」という珍しさ
- 大涌谷だけで売られているという限定品
- 寿命が伸びるという縁起物
- 普通よりも味が美味しい
これらの要素があってか、黒たまごは6つで500円という、ゆで卵にしては相当に値段が高いにもかかわらず、バンバン売れていた。
それはもう行列ができるほど売れていた。
うまい商売だなと思いました。
これがマーケティングか。と商売は商品の善し悪しが全てではなく売り方がとても重要だななどと場違いなことを考えつつ、私も温泉卵を美味しく頂いた。
「大涌谷」と「芦ノ湖」をつなぐロープウェイ
ロープウェイは移動手段として箱根近辺ではとても重宝するものだが、それ自体も観光の名所となっている。
ロープウェイからの眺めはなかなかに壮観であり、同じゴンドラに乗り合わせた中国人観光客はひっきりなしに写真を取りまくっていたのが印象的である。
それはもう狭いゴンドラ内で歓声を上げながらパシャパシャしまくっていた。
他の乗客は少し迷惑そうだった。
料金は高いが、折角箱根に来たのだから乗ってみるのがおすすめです。
自然豊かな森と名所に囲まれた「芦ノ湖」
「強羅」から始まり、「早雲山駅」「大涌谷駅」を経由して最後にたどりつくのが、「芦ノ湖」である。
芦ノ湖の周辺には箱根神社、恩腸箱根公園、箱根水族館、箱根九頭龍神社など数多くの観光名所がある。
すべての芦ノ湖近辺の名所を回ろうと思ったら徒歩では困難だろう。車で向かうことをおすすめしたい。
公共交通機関での観光となると、芦ノ湖へ行くルートは大きく2つ。
バスで行くかロープウェイで行くかである。
箱根ロープウェイで訪れることができる芦ノ湖の近くの観光名所は主に以下のものがある。
- 芦ノ湖キャンプ村
- 箱根海賊船
- いくつかの温泉宿
- ゴルフコース
などである。
また芦ノ湖自体の景色と、芦ノ湖周辺の自然豊かな林の中を散歩するのは、都会の喧騒を忘れられる落ち着いた過ごし方である。



個人的にはキャンプ場に宿泊し、自然に囲まれてキャンプを楽しんだり、海賊船に乗りつつ優雅な湖の旅を楽しむのがおすすめです。
まとめ
箱根の観光名所「大涌谷」と「芦ノ湖」を私が行ってきた範囲でご紹介しました。
私が行けなかった観光スポットや良い場所は多数あるようなので、2,3日かけて箱根周辺でゆっくりとした休日を過ごされてはいかがだろうか。
実際に私が宿泊した温泉宿の様子と、箱根の魅力については以下の記事で紹介しています。
日本有数の観光名所である箱根。
一度訪れてみても損はないだろう。
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