海外で両替・ATMで現金を引き出す際のポイントと注意点

海外で両替・ATMで現金を引き出す際のポイントと注意点

海外旅行や海外出張などで最初に問題となるのが、どうやって現地のお金を手に入れるかという点。

方法は大きく分けて2つ。

日本円の現金を両替するか、現地のATMでクレジットカードのキャッシング機能を使って引き出すかです。

 

最近ではクレジットカードが使えるお店も海外ではどんどんと増えており、現金を使わずにすべての支払がカードで済んでしまう場合もあります。

しかしまだまだ現金にしか対応していない国や地域やお店も多くあり、時には現金が不足して困った経験をすることも。

 

そこで今回は海外においてお得に現地の現金を手に入れる方法と、その際の注意点についてご紹介します。

 



両替時の注意点

まずは日本円の現金を両替するときの注意点です。

日本では気にしていなければあまり見かけない両替所ですが、海外には両替できるところが空港から町中、繁華街、観光地など多くの場所にあります。

 

レートの良い場所で両替する

海外の両替所は場所や両替屋によってレート(両替率)が大きく異なります。

全体の傾向として、その国の入口である空港のレートは良くありません。

 

例えばタイの空港での円からバーツへ変えるときのレートとして、空港が「0.2718」なのに対して、バンコク市内でレートが良いことで有名な両替所「タニヤ・スピリット(THANIYA SPIRIT)」では、「0.2895」です。

バンコクの両替屋「タニヤスピリット」

 

これは例えば1万円を両替したときに、約180バーツ(約600円)ほど代わり、バンコク市内でなら安いところなら4食は食べられます。

 

一見大したことないように思いますが、両替する金額が大きくなればなるほどこの違いは大きく効いてきます。

 

先に現金を渡さない

店舗があるような両替所ではまだマシですが、個人でやっているよな闇両替商などではこの点は特に注意が必要です。

先に現金を渡してしまうと、そのまま持ち逃げされてしまうことや、渡した金額を誤魔化されてしまうことがあります。

3万円を渡したはずなのに2万円しか受け取っていないなどと白を切られて、不当に誤魔化されるなどの事例があります。

 

そのため、現金を渡すのは現地通貨を受け取ってからか、もしくは通過を受け取るときと同時に渡すようにしましょう。

 

両替金額をしっかり確認する

渡した日本円の料金を誤魔化されたり持ち逃げされるだけではなく、両替レートを誤魔化して本来より少ない金額しか渡してこないということもあります。

 

500ドル貰えるはずが、実際には400ドルしか受け取っていなかった。

後で気がついて文句を言っても

両替屋「いや、ちゃんと渡したわ。勘違いちゃうん?証拠でもあるん?」

と言わんばかりの対応をされ、煙に巻かれます。

 

そんな事にならないためにも、現金を受け取ったらその場でレート通りの金額があるかを確認しましょう。

 

一度に大きな額を両替しない

一度に大量の現金を両替すると、タチの悪い両替商だと現金をたくさん持っている金持ちだと思われ目をつけられてしまい、トラブルに巻き込まれてしまうといったことがあります。

大きい金額のお札だとレートが良くなるような国や地域も存在しますが、それが元でトラブルに巻き込まれてしまっては元も子もありません。

 

また、両替した現地の通貨を使い切れず、空港で現地通貨を日本円に両替するような事になった場合、とても損をするレートで両替をしなくてはならなくなります。

現地通貨から日本円への両替のレートは悪いことが多いですので、現地通貨に両替する金額はできる限り必要最低限に留めるのがおすすめです。

大金を所持していても狙われるばかりで、良いことは特にありません。

 


ATMから引き出す時の注意点

ここからは現地のキャッシング機能付きのクレジットカードを使って、原意ATMから現金を引き出す際の注意点をご紹介します。

クレジットカード会社やカードの種類によっても気をつけるべき点は細かくありますが、今回は全体的に言える基本的なことをご紹介します。

 

周囲に不審な人が居ないか確認する

日本でも注意喚起されていることですが、周囲に不審な人物が居ないか注意しましょう。

現金を降ろした後をつけられて、人通りが少なくなったところで襲われて現金を奪われたリ、怪我をさせられたりといった事件も発生しています。

 

不審な人物を見かけたらその場では現金は降ろさずそっとその場を立ち去り、別の場所でお金をおろしましょう。

 

また実際に襲われてしまいそうになったら、おとなしく現金を渡してしまいましょう。

争って怪我をしてしまう方がトータル的には損が大きいです。

命あっての物草です。

 

スキミング・暗証番号の流出に注意する

海外においてもスキミング(スキマーと呼ばれる機械で不正に読み取り、カード情報を抜き取る犯罪行為のこと)被害や、隠しカメラを使った暗証番号の流出の被害が多く発生しています。

 

そのため、

  • カードの挿入口に不審な機器が無いか
  • 監視カメラなどの機器が無いか

この二点を確認をした上で、暗証番号を入力する際は手元が周りから見えないように隠しながら番号を入力するようにしましょう。

 

銀行に併設されているATMを使う

ATMを使う時に結構な確率で発生するのが、クレジットカードの吸い込み(ATMがカードを返してくれなくなる現象)です。

 

この事象が発生してしまうと、ATMの管理をしている銀行に連絡を取り、事象を説明して取り出してもらわなくてはなりません。

もちろん、英語などの外国語でです。

 

慣れない異国の地でそんな対応をするのはかなり難易度が高いですし、取り出しのために人がすぐに来てくれるとは限りません。

そのため、銀行が空いている時間に銀行が併設されているATMで現金を下ろすようにしましょう。

 

銀行が隣にあれば、たとえ吸い込みの被害にあってもすぐに銀行員の方に相談できますし、直接会話することができるので話も伝わりやすく、早期解決ができます。

 

まとめ

海外においてお得に現地の現金を手に入れる方法と、その際の注意点についてご紹介しました。

 

今回ご紹介した点を注意すれば、大概のトラブルは避けることができるでしょう。

しかしいくら気をつけていても問題が起きるときは起きてしまいます。

そのため、お金に関するトラブルが万が一起きてしまったら、可能な限り対応しつつも、時には諦めてしまうのも肝心です。

 

大切なお金の問題。海外では日本にいるとき以上に気を付けつつも、神経質になり過ぎずに、楽しい海外生活を満喫しましょう。