旅行の荷物を減らすべき理由と方法を長期海外旅行経験者が解説
- 2018.12.24
- 準備

海外などの旅行に行く際に意外と難しいのが荷造り。
旅先の荷物が重くて良いことなど一つもありません。
この記事では約半年間海外を転々としながら世界一周に挑戦したバックパッカー経験から、旅行の荷造りのポイントについて解説します。
世界一周や海外旅行などの旅行を目前に控え、旅の荷物をまとめているときに訪れる、「やばい、荷物が入らへん」という瞬間。
海外旅行や長期の旅をしたことがある人なら誰しも一度は経験したことがあるのではないでしょうか?
長期の旅になればなるほど、持っていきたい荷物や必要と感じる物はどんどんと増えていくものですから、そうなってしまうのも仕方がありません。
- おしゃれな衣類
- カメラ
- 常備薬
- 日用品
- スマホ関連
- プロテイン?
- 青汁?
- ビタミン剤?
- etc…
私自身も世界一周に挑戦するにあたり、できるだけ大きなバックパックを購入し、必要と思われるモノをあれもこれも用意し、バックパックに詰め込んでいきました。
しかし気がつけば80Lの大型バックパックは早々に満杯に。。。
そんな旅の荷造りに困ったことがある人に向けて、どうやったら最適な荷造りができるのか、世界一周や海外旅行などの旅における荷造りにおいて注意するべきことをご紹介していきます。
荷造りは減点方式がおすすめ
旅の荷造りで最も気にすべき事が、荷物は減点方式で削減していく必要がある。ということです。
言わずもがな持っていける荷物の最大容量はカバンによって上限があります。
そして荷物を入れすぎて重くなると移動が大変ですし、飛行機に乗るときに追加料金が取られます。
飛行機の落ち込み荷物の追加料金やトラブルについては以下の記事にてご紹介していますので、合わせて読んでみてください。
ライトノベルなどに出てくる無限収納袋みたいなのがあればどれだけ良いかと何度も思いました。
そんな物理法則を無視したオーバーテクノロジーの夢の産物は無いですので、最大容量から逆算して荷物を削減していくことが求められます。
荷造りのおすすめの順序としては以下のとおりです。
- 候補となるカバンを用意する
- 持っていきたいと思うものを用意する
- 用意した荷物を入れて、どれくらい入らないかを一度試してみる
- 荷物が入りきるまで優先順位の低いものから順に除外していく
- 荷物が入ったら一度背負ってみて、持ち運ぶのに辛い重さでないか確認する
- 持ち運ぶのに辛ければ重量を減らすべく更に減らしていき、辛くなくなるまで繰り返す
上記の中で最も重要なのが6番の考え方です。
多くの物事に共通して言えることですが、自分にとって最適な状況を見つけるためには何度も試行錯誤を繰り返しチャレンジしていく事が重要で、それは荷造りにも言えることです。
この手順で荷造りを進めることで、必要最低限の荷物だけが入った最高の旅バックにすることができます。
そして重要なのは、どんどんと削っていく意識を持つことです。
旅には何でもかんでもは持っていけません。
ついついあれもこれも荷物に入れたくなってしまいますが、必要なものを追加してくスタイルでは、いつまで経っても荷造りは終わりません。
現地で購入できるものは現地で調達するスタンスの方が、荷物料金などを考えると結果的に安くなることもありますし、おすすめです。
バックはできるだけ小さいものを
やってしまいがちなミスとして、大きいカバンを購入して、その中に入るだけ荷物を詰め込んでしまうことです。
大きいカバンは当然たくさんの荷物が入ります。
しかしたくさん入るからと言って、見境なく最大量入れてしまうのはナンセンスですし、ついやってしまいがちです。
それはさながら食べ放題でお得だからと自分の限界を考えずに食べまくるという、成長期の男子にのみ許される愚かな行為です。
自分の限界を超えてた荷物は、必ず旅先での重荷となり、せっかくの楽しい旅が辛くしんどい旅となってしまいます。
重要なのは自分が長時間持ち運ぶにあたって辛くない重量に収めることですし、もっと極論を言ってしまうならそもそも多くの荷物が入らないかばんにしてしまうべきです。
個人的な意見ですが、飛行機に手荷物として持ち込める7kg以下の重量とサイズに収めるのが理想です。
海外を飛び回った経験から、以下のバックが個人的にはおすすめです。
どちらのバックも旅行でも活躍すること間違いなしですし、ビジネスマンも満足する機能が備わっている優れものです。
かばんが軽いとどこにでも気軽に移動することができますので、旅先での移動の幅が広がりますし、何より楽です。
飛行機に乗るときに追加料金を取られることもありません。
現地で買えるものは持っていかない
持っていく荷物を減らすための工夫には沢山のテクニックがあると思いますが、最も効果的なのは、「現地で手に入るものは持っていかない」という点です。
実際に現地で必要になってから現地で購入するのです。
そうすることで「使うかもしれない」レベルの荷物を最適化することができます。
そして物によっては現地で買ったほうが同じのもでも圧倒的に安いということもあります。
これを気をつけるだけで、衣服や消耗品を大部分削減する事ができます。
特に防寒具などは温暖な地域に行く場合は死蔵になってしまう期間が長いですし、予備の消耗品も使わない期間が長くなります。
日本でなければ絶対に購入できない物以外は、必要に応じて現地で購入するに限ります。
地産地消の精神は経済だけでなく旅にも使える考え方であると改めて実感します。
衣類系は圧縮袋で小さくまとめる
かさばりがちな衣類系の収納や分別に役に立つのが、衣類圧縮袋です。
私は世界一周に向けた荷造りで衣類圧縮袋を初めて使ってみたのですが、想像以上に省スペースになりました。
およそ半分くらいのサイズまで圧縮でき、バックの中のスペースを取りがちな衣類も小さくまとめることができます。
オススメなのが空気を抜く時に掃除機などを使わずに空気を抜くことが出来る手巻きタイプです。
複数枚持っていくことで衣類の種類分けにも使えますし、使用済みの衣類だけ分けておくなども出来てとても便利です。
衣類圧縮袋があれば少しかさばるような服であっても小さくして持ち運べますので、海外でおしゃれを楽しむことも出来るでしょう。(持ち運びの観点では少ないに越したことはありませんが)
大量の衣服を圧縮袋で小さくして持っていくのは重さが増えすぎてしまいますので、理想を言えばパンツなどの衣類も現地で購入するのが望ましいですが、収納量が限られる旅の荷造りには必須のアイテムです。
まとめ
旅における荷造りにおいて注意するべきことをご紹介しました。
旅と荷物は切っても切り離せない関係です。
体力に自身のある男性であれば多少大きくて重たい荷物であっても耐えることは出来るでしょう。
しかし体力に自身のない女性などは荷物の大きさ・重さは旅の満足度を左右する大きな要因です。
旅を続けるうちに体力もついてきて、徐々に重たい荷物にも慣れてくるでしょうが、やはり軽い荷物というのは旅を快適に、そして楽しくしてくれます。
自分なりの工夫を凝らし、少しでも軽くて小さい荷物で旅に出かけましょう。
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