チェンライ内の移動はレンタルバイクがおすすめ。料金と注意点を紹介
- 2019.07.15
- タイ

この記事ではタイ北東部にある街「チェンマイ」において、おすすめの移動手段であるレンタルバイクの料金相場や注意点について解説します。
・チェンライでのレンタルバイクの料金ってどれくらいなんだろう
・おすすめの移動手段って何かな
・なにか注意点はあるのかな
そんな疑問にお答えしていきます。
私は東南アジアの長期放浪の旅の中でチェンライを訪れ、レンタルバイクであらゆるところを訪れました。
時には自転車やタイおなじみのソンテウやトゥクトゥクといった乗り物にも乗りましたが、やはり一番のおすすめはバイクです。
快適で思い出に残る旅にするためには移動手段はとても重要です。
「なぜレンタルバイクがおすすめなのか」
この記事を読むことで理解できるでしょう。
レンタルバイクの料金相場
まずはチェンライのレンタルバイクの料金相場について。
チェンライの中心地の町中にはいたるところにレンタルバイク屋がありますが、110ccなどの小型のスクーターが最も安いです。
小型スクーターの相場は24時間借りてだいたい200バーツ(約700円)です。
大型になっていくに連れて料金も上がっていきます。
1件だけ24時間で150バーツ(約525円)という、パーイのレンタルバイクの相場価格の店も見つけましたが、あいにく店がやっておらず借りられませんでした。
ガソリン代は24時間の間におよそ400kmほど走行しても200バーツ(約700円)ほどでした。
借りるときの注意点
ここからはバイクと自転車をレンタルする際の注意点について解説していきます。
宿に近いレンタル屋で借りる
まず注意したいのが、多少高くても宿から近いレンタル屋で借りるということです。
安い値段にこだわるあまり、例えば宿から徒歩で30分もかかる場所のレンタルショップで借りる、ということは避けるべきです。
高々50か100バーツごときの違いに遠いところまで行くのは単純に時間の無駄ですし、日差しのきついタイの炎天下の中を徒歩で移動するのは単純に辛いです。
お金だけではなく手間と時間と体力の面も考慮して、ホテルから近場のレンタルショップで借りましょう。
不具合がないか事前にチェックさせてもらう
借りる際に確認すべきなのが、バイクや自転車に不具合がないことです。
・スピードメーターが動かなかったり、
・やたらとエンストしたり、
・坂道で全くスピードが出なかったり、
・足を置くスタンドが出ないバイクなどがあります。(すべて実際にあったことです)
事前に確認することが難しい部分もありますが、安いレンタルバイクは長く使われた結果得てして不具合を抱えていることも多いですので、注意しましょう。
高額なデポジットかパスポートの預け入れが必要
自転車を借りる場合は大したことはありませんが、バイクを借りる場合は高額なデポジット(預け入れ金)かパスポートの預け入れが求められることがほとんどです。
海外旅行においてパスポートは最も大切なものです。
預け入れて紛失されることは少ないと思いますが、不安に思う場合はそれなりに高額な現金(大体1,000バーツ以上)が必要ですので、借りる前に準備しておきましょう。
実際に必要なデポジットであったり、貸出の条件は店によって異なりますので、お店でしっかりと確認しましょう。
国際運転免許証の提示も必要な店と、日本の免許証だけで良かったりする店など様々です。
ガソリン切れ
山を登りに行くなどの遠出をするときに注意が必要なのがガソリン切れです。
坂道を長時間登るような運転はガソリンの消費が早いです。
半分以上あるなと思って山を登り始めても、気がつくとほとんどガソリンが無い状況になっていたりします。
山道の途中でガス欠にでもなったら目も当てられません。
遠出をしたり山道を登る際はガソリンの量に気を配りつつ、事前にガソリンスタンドの場所を把握しておきましょう。
事故
当たり前のことですが、事故には気をつけましょう。
海外での運転は日本とは交通ルールや交通マナー・常識が異なります。
更には日本のようにしっかりと舗装された道路ばかりではありません。
旅をしていると明らかに事故をしたであろう傷だらけの人や、知り合いが事故にあって地元の病院で入院した話、ツアーのミニバンが横転した現場などの事故をよく目にします。
眼の前でバイクがスリップして転倒したのも見たことがありますし、私自身も山道で転びました。笑
スピードがほとんど出てなかったですし、巻き込み事故も無かったので擦り傷で済みましたが、一歩間違えば大事故でした。
ノーヘルで運転しているバイクを頻繁に見かけますが、必ずヘルメットは着用しましょう。
日焼け
バイクでの移動は想像以上に日に焼けます。
日中体に長距離を走る場合など常に日にさらされることになります。
日焼けのことを意識せずに暑いからということで半袖半ズボンで長距離のツーリングに挑んだ私は、見事に重度の日焼けに苦しむことになりました。
長距離のバイクに乗る予定の場合は、長袖長ズボンなどの日焼け対策をしっかりとしましょう。
防寒
バイクで100キロ近いスピードを出すと、想像以上に体感温度は寒くなります。
日が出ている日中体はまだ良いですが、気温が下がる標高が高い山や夜間の運転の際はスピードが出ていなくてもかなり寒いです。
常に温暖な気候のタイですが、可能であれば風を通さない集めの上着や中に着込める服を持っておくようにしましょう。
私はチェンライとラオスの国境沿いにある「プーチーファー」という朝日の名所である山に日の出を見るためにバイクで行きましたが、深夜×バイク×山は鬼のように寒く、凍えるようにして日の出を見に行ったのを覚えています。
寒さ・暑さ・日差し対策はしっかりとしていきましょう。
レンタルバイクはなぜおすすめ?
色々と注意をする点が多いレンタルバイク。
ここまでの注意点を見ると「レンタルバイク面倒そうだしやめとくか」なんて思うかもしれません。
しかしそれでも私はチェンライの移動はレンタルバイクをおすすめします。
それはなぜでしょうか?
費用が圧倒的に安い
レンタルバイクの良さはなんと言ってもその価格の安さです。
チェンマイの街を観光する場合、他の移動手段として考えられるのは、
・ツアーを組んでミニバンやバスで団体行動をする
・タクシー、トゥクトゥク、ソンテウなどのローカルな移動手段を使う
・自転車をレンタルする
・ローカルバスを利用する
等が挙げられます。
自転車とローカルバスはレンタルバイクより安上がりですが、行ける範囲が圧倒的に限定されますし、移動に時間がかかりすぎます。
ツアーは手間なく決まった時間に決まった場所へ連れて行ってくれますが、その料金は軽く1000バーツ(約3,500円)以上になります。
タクシーなどの移動手段も1箇所の観光だけであればレンタルバイクの倍ほどの料金で収まるでしょうが、複数の場所に行ったり遠い場所に行く場合、または少人数で行く場合には非常に高額になるため、あまりおすすめできません。
小回りが効き、利便性が高い
レンタルバイクは他の移動手段と比べて小型ですので、車で通れないような細い道であっても入っていけるため、道が細かい市街地内での移動も簡単にできます。
ローカルバスやタクシー、トゥクトゥクなどの移動手段の場合、まず移動手段を確保しなければなりませんので時間も手間もかかります。
レンタルバイクであれば移動手段を確保するために道で待ったり、電話をしたり、料金交渉をするようなことも必要ありません。
時間を気にせず自由に観光できる
レンタルバイクの良いところは、24時間の間であれば時間を気にせずにいつでも自由に移動手段として使える点です。
海外では移動手段の確保もそれなりの負担になります。
・外国語での値段交渉
・詐欺への警戒
・お得な利用方法の調査
などなど、日本では気をつけなくても良い点まで気を配る必要があります。
これらのことにいちいち時間がかかりますし、移動手段が確保できる時間帯でなければ移動できない(深夜や早朝は移動しにくい)といった問題があります。
しかしレンタルバイクであればこれらのことを気にする必要なく、観光に集中する事ができるのです。
まとめ
チェンライのレンタルバイクの料金相場や注意点について解説しました。
チェンライの街はチェンマイやバンコクと比べてバスなどの公共交通機関があまり整備されていない街です。
またチェンライは周囲を森や山に囲まれた自然豊かな場所にあります。
そんな場所をバイクでツーリングするのは最高に気持ち良いです。
免許証は必要になりますが、免許を持っているのであれば是非チェンライでのバイクのツーリングを楽しんでください。
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