ルンピニー公園は筋トレ・スポーツをするのに最適な自然豊かなバンコクのオアシスだった
- 2019.02.21
- タイ

バンコクはタイの首都であり最大の繁華街です。
タイは近年急速に国が発展してきておりASEAN諸国の中では先進国に数えられます。
そんなアジアの中でも発展している街バンコクで、日本と同じように無性に運動や筋力トレーニングしたくなることがあると思います。
私がそうでした。
調べてみたところ、「ルンピニー公園」という場所が格安でトレーニングをするのに良いらしい。
そう聞いた私は、早速ルンビニー公園のトレーニング場がどのようなものなのか実際に行って確認してきました。
海外に行ってまで筋トレをしたくなるトレーニー達に向けて、トレーニング場所の様子をルンピニー公園の様子と合わせてご紹介します。
広大な敷地
ルンピニー公園はとても大きな公園で、その広大な敷地の中にはトレーニング器具だけではなく様々な施設が揃えられています。
そしてトレーニング器具自体も公園の敷地内の様々な場所に設置されているため、一箇所が混んでいても他の場所を見つけてトレーニングすることができます。
公園内にはランニングコースとサイクリングコースもあるため、筋力トレーニングだけでなく有酸素運動も楽しむことができます。
更にはプールやバスケットコート、フットサルコートもあるので、水泳やバスケット、フットサルなどの球技まで楽しむことができる、スーパーな公園なのです。
その敷地は50万平km以上あるらしく、様々な動植物も生息する場所となっています。
豊かな自然
ルンビニー公園はバンコクの大型ショッピングモールなどの繁華街がある「バトゥムワン地区」にあります。
そのため周囲には高層ビルや交通量の多い道路、鉄道などがあり、いわゆる大都会の中にある公園です。
バトゥムワン地区は近代化されているという特性上、街にはほとんど自然がありませんし、車社会であり交通量がとても多いことから、とても空気が悪いです。
あまりの空気の悪さに社会問題にもなっているようで、その影響は学校が1週間急行になるほどです。
そんな都会のオアシスと呼べる場所がルンビニー公園です。
公園の中にはトレーニングができる場所だけでなく、多くの木々と大きな池があり自然を感じることができます。
自然豊かな公園のため、地元の方だけでなく外国人の方の姿も多く見かけ、ランニングしたり池の畔でまったりしたり、ヨガを楽しんでいたり、皆思い思いに公園を楽しんでいるようでした。
お祭りなどイベントもやっている
ルンビニー公園はその広大な敷地を生かして、公園の中でイベントをやることがあります。
私が訪れた1月後半には、タイツーリズムフェスティバルというお祭りが行われていました。
タイツーリズムフェスティバルはタイ各地の伝統の食事や文化を集め、屋台として展示するようなお祭りで、バンコクに居ながらにして地方の文化を味わうことができます。
またルンピニー公園では年間を通して様々なイベントを行っており、開催されるイベントに合わせて訪れるのも楽しみ方の一つです。
3種のトレーニング施設
個人的には本題のトレーニング施設についてご紹介します。
公園内には大きく分けて3種類のトレーニング施設を見つけることができました。(2019年1月時点)
今後変わってくるかもしれませんが、それぞれの施設にはレベルがあるようで、上級者向け、初級者向け、また女性がメインで利用している施設といった、自分のレベルに合った施設を選ぶことができます。
無料の施設
公園内にはいたるところに無料で使えるトレーニング器具があります。
無料で使えるため簡易的な器具やかなりボロい器具、どうやって使うのか不明な器具などもたくさんありますが、使い方によっては良いトレーニングが出来る器具も多くあります。





無料ゾーンは初心者っぽい人からそれなりにレベルの高い細マッチョの人まで自由に使っている感じですので、とても使いやすいゾーンです。
工夫次第で質の高いトレーニングもできる場所です。
有料の屋内施設
こちらは女性や一般男性が多く利用している印象でした。
置いてある器具も筋トレ上級者が好むフリーウエイトの器具は少なく、重りが決まっているトレーニングマシンやランニングマシンなどが多いです。
筋トレ初級者から中級者向けの施設と言えるでしょう。
またプールも併設されていますので、トレーニングと水泳のハイブリットトレーニングも可能です。
利用料金は、年間の登録料を40バーツ(約140円)支払えばなんと使い放題!
プールは追加で1回15バーツ(約50円)が必要になりますが、それでも格安の料金です。
どうやって黒字にしているのだろうか。。。
有料の屋外施設
ここが最もレベルの高いトレーニング場所です。
フリーウエイトの器具も豊富にあり、トレーニングしている人も相当なレベルのマッチョがウヨウヨいます。
上半身裸で自分の肉体を見せびらかせながらトレーニングしている人も多く、正直なかり気圧されました。

私自身ベンチプレスは100kgは上げられ、日本ではそれなりにトレーニング上位者のつもりでいましたが、野外施設でトレーニングしている人のレベルの高さに驚きを隠せませんでした。
ボディービルダーや軍人と言われても信じてしまうレベルの高さです。
参加するときはそれなりの覚悟が必要のようです。
こちらの利用料金は1回20バーツ。
日本のトレーニング施設と比べれば全然安いですが、完全にトレーニング上級者向けのゾーンと言えるでしょう。
利用可能時間は平日は19時半まで、土日祝日は17時半までと少し短いのが残念です。
その他の運動施設
これまでトレーニング施設を中心の紹介してきましたが、その他にもバスケットコートやランニングコース、子供が遊べる遊具なども豊富にある。


その他にもテニスコートなどもあり、健康志向のタイ人のオアシスのような場所になっています。
まとめ
スポーツ施設が豊富なバンコクのオアシス的存在の、ルンピニー公園についてご紹介しました。
スポーツを楽しむも良し、トレーニングを頑張るもよし、豊かな自然の中で待ったりするも良しの場所です。
都会の空気に疲れたら、ぜひ訪れてみてください。
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