タイ・チェンマイからチェンライへ長距離バスで安く移動する方法
- 2019.07.17
- タイ

今回はタイ北部のある都市「チェンマイ」から、ラオス側に進んだタイ北東部にある都市「チェンライ」へバスで移動してきたので、バスでの移動方法と注意点について書いていきます。
タイの北部にある3大有名な都市と言えば「チェンマイ」「パーイ」そして「チェンライ」です。
「パーイ」は有名じゃない?
たしかに小さい街ですが自然や田舎大好きのバックパッカー界隈では有名なのです。
今回はそんな「パーイ」、ではなくて、そこそこ大きな街だけど健全な観光名所にあふれている「チェンライ」についてです。
チェンマイを訪れた人はついでに行ってみるか!という軽いノリで行く人が多いようですが(当社調べ)、実はバスでの行き方が少しめんどい。
バス停遠かったり、チケット売り切れてたり、種類多かったり。。。
そして似たような町の名前をしているくせに約200kmも離れていやがります。
この記事ではチェンマイからチェンライ行きのバスに関しては細かいところまで網羅しているので、これさえ読んでおけば困ることはない!という気持ちで解説していきます!
チェンマイからチェンライへは陸路オンリー
チェンラマイからチェンライへは、距離が200kmしか離れていないことから移動手段が陸路のみに限られます。
具体的に言うと、「レンタカー」「タクシー」「長距離バン」「長距離バス」などの道路を走る手段です。
飛行機も飛んでいませんし鉄道もないためこれは仕方ありません。
この中で価格が手頃で信頼性も高く便利なのが「長距離バス」になります。
チェンマイのバスターミナルは第3バスターミナル
チェンライに行くためにはまずチェンマイ発のバスターミナルに行く必要があります。
チェンマイには3つのバスターミナルがあり、場所によって行き先が大きく別れています。
そしてチェンライ行きのバスターミナルは「第3バスターミナル」です。
注意点はチェンマイの都市部である旧市街地エリアから5kmほど距離が離れていること、すぐ近くにある第2バスターミナルと間違えないことです。
バスターミナルまでの便利な行き方は市街地を走ってる市バス(一律20バーツ)を利用するか、トゥクトゥクかタクシー(100バーツ位~。要値段交渉。)を利用するのが良いでしょう。
チェンマイ市内でのおすすめの移動方法については以下の記事にて詳しく解説しています。
バス会社は「グリーンバス」
第3バスターミナルに到着したらバスのチケットを購入します。
ターミナル内にはたくさんのバス会社のチケットカウンターがあり、どれがどれだかひと目ではわかりにくい状況です。
しかしチェンマイからチェンライへの長距離バス会社は1社だけで、その名も「グリーンバス(Green Bus)」です。
こちらがグリーンバスの受付の様子です。
こちらの窓口でチケットを購入できます。
その他のチケットの予約方法は、
・チケットオフィス
・コールセンター
・WEBサイト(greenbusthailand.com)
・モバイルアプリ
にて予約が可能です。
バスの予約についての詳細についてはコチラから確認できます。
チェンライ行きのバスのタイムテーブルは以下です。(2019年7月時点)
出発時刻 | クラス(料金) | 備考 |
6:15 | Aクラス(140バーツ) | |
6:45 | Vクラス(280バーツ) | |
8:15 | Xクラス(180バーツ) | |
8:15 | Vクラス(280バーツ) | |
8:45 * | Vクラス(280バーツ) | 金曜日、日曜日のみ |
9:45 | Xクラス(180バーツ) | |
10:15 | Xクラス(180バーツ) | |
10:30 | Vクラス(280バーツ) | |
12:00 | Xクラス(180バーツ) | |
12:15 | Vクラス(280バーツ) | |
13:00 | Vクラス(280バーツ) | |
13:15 | Aクラス(140バーツ) | |
13:45 | Xクラス(180バーツ) | |
14:15 | Xクラス(180バーツ) | |
14:45 * | Vクラス(280バーツ) | 金曜日、日曜日のみ |
15:00 | Xクラス(180バーツ) | |
15:45 ** | Vクラス(280バーツ) | 月曜日、木曜日、土曜日のみ |
16:00 | Xクラス(180バーツ) | |
16:30 ** | Xクラス(180バーツ) | 月曜日、木曜日、土曜日のみ |
17:15 | Aクラス(140バーツ) | |
17 :30 | Xクラス(180バーツ) | |
17:15 * | Vクラス(280バーツ) | 金曜日、日曜日のみ |
18:00 | Vクラス(280バーツ) | |
18 :45 * | Xクラス(180バーツ) | 金曜日、日曜日のみ |
19:30 * | Xクラス(180バーツ) | 金曜日、日曜日のみ |
1日に18便から25便が運行しています。
グリーンバスのWEBサイトでもタイムテーブルは確認できます。
グリーンバスには3つのクラスに分けられており、それぞれ以下のような内容となっています。
・Aクラス:48席、エアコン、トイレ無し
・Xクラス:40席、エアコン、トイレ
・Vクラス:24か30席プレミアムシート、エアコン、トイレ
チケット予約は早めがおすすめ
グリーンバスのチケットは早めに予約するのがおすすめです。
時期やタイミングにもよりますが、チェンライ行きのグリーンバスは意外と人気が高く、当日や前日だと希望の時間の予約が取れないことがあります。
そのため可能であれば遅くとも2,3日前には予約するのが無難です。
私は前日に一番安いAクラスのバスの予約をしようとチケットカウンターで予約をしに行きましたが、残念ながらすべて予約が埋まっており、もう1日後のXクラスのバスを予約せざるを得ませんでした。
受付では「目的地」「日付」「希望クラス」「希望時間」「希望座席」を伝えて、クラスに合った料金支払うことでチケットが発行されます。
この際にパスポートが必要になりますので準備しておきましょう。
発行されるチケットはこんな感じ。
チケットは小さいので無くさないように気をつけましょう。
バス乗車
チケットを購入したらあとは出発前にバス乗り場へ行きましょう。
特に直前の登場チェックとかはないですので、出発前5分~10分を目処に指定の乗り場(私のときは21番乗り場でした)に行けば問題あリません。
それまでは周囲を探索するも良し、ターミナル内の売店で社内で食べる用の食事を調達するもよし、自由に過ごしましょう。
参考までのターミナル内の様子を簡単にご紹介!
ターミナル内の待合所の様子です。
待合所にはバスを待っている人や、バスから降りてくる人を捕まえようとするソンテウの運ちゃんたちが大勢います。
こちらが売店。
けっこう色んな物が売っている(ちょっと割高ですが)ので、必要なものはこの場店で買いましょう。
軽食屋もあるので小腹が減ったらそちらで食事を摂るのも良いです。
バスの中の様子もご紹介。
私が乗車したのは真ん中のクラスX。エアコンとトイレが付いている普通席タイプのバスです。
予定ではおよそ3時間の移動ですので、大した移動距離でもありませんので普通席で十分です。
バス内では水が配られます。
所要時間はマチマチ
チェンマイを出発してチェンライへ到着するのはおよそ3時間後です。
到着までの時間はどのバスを選んでも差はありません。
しかし、必ずしもその時間何に到着できるとは限りません。
チェンマイとチェンライの間は高速道路(ハイウェイ)があるわけではありませんし、単一車線の道も多くあります。
そのため道路の混雑状況によっては予定よりも大幅に到着時刻が遅れる可能性もあり、時には倍近く時間がかかることもありますので、それも見越して予定を立てるのが望ましいでしょう。
チェンライで降りるバスターミナルに注意
とは言ってもバスに乗ってしまえば乗客にできることなどほとんどありません。
気長に到着するまで自然豊かなバスの旅を楽しみましょう。
ちなみに道中の景色はこんな感じです。
チェンライ行のバスはクラスV(VIPクラス)以外のバスは、バス停もないような場所で途中何度か停車しますが、惑わされずに下車しないように注意しましょう。
そしてバスの旅の終盤、いよいよチェンライが近づいてきたときが一番の注意ポイントです。
チェンライにはバスターミナルが2つあります。
第一バスターミナルと第二バスターミナルですが、最初に到着する第二バスターミナルは市街地からかなり離れた場所にあり、こちらで降りてしまうとホテルがある中心地までの移動が大変なことになります。
中心地に行きたい場合は終点である第1バスターミナルで下車しましょう。
第一バスターミナルの様子です。
町中にあり、謎のオブジャがあり、周囲にたくさんのソンテウに囲まれているのが第一バスターミナルです。
まとめ
チェンマイからチェンライへの長距離バスでの移動方法についてご紹介しました。
今回ご紹介したグリーンバスでの移動以外にも方法はありますが、一番コスパが良く手軽な方法と言えるでしょう。
チェンライに行く際にはぜひ参考にしていただければと思います。
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