タイ・チェンライからラオス世界遺産の街「ルアンパバーン」にバスを使った陸路での移動は、運が悪いと地獄になる。

タイ・チェンライからラオス世界遺産の街「ルアンパバーン」にバスを使った陸路での移動は、運が悪いと地獄になる。

こんにちは。チリ毛(@chirigetravel)です。

長距離バスを使った陸路での国境超え

それはバックパッカーにとっては避けては通れない宿命のようなものです。

旅の醍醐味でもあり、初めての人にとっては緊張する瞬間でしょう。

私もタイからラオスへの移動が初めての国境超えで、

「荷物をめっちゃ検査されないだろうか」

「入国拒否されたりしないだろうか」

「荷物を取られたりしないだろうか」

などと、不安と緊張でいっぱいでした。

 

そこで今回はチェンライから世界遺産の街ルアンパバーンへバスを使った陸路での移動について詳しくご紹介していきます。

この記事を読むことで移動の際に注意すべきポイントや流れを理解し、無用なトラブルを避ける事ができるでしょう。

 



出発前日にチェンライ第二バスターミナルで直通バスチケット予約。購入方法を解説。

チェンライからルアンバパーンへの移動をする場合、バスターミナルで前日までにバスのチケットを予約しておく必要があります。

ですので出発予定日より前に一度第二バスターミナルへ行く必要があります。

 

チェンライ中心地から第二バスターミナルへの移動は第一バスターミアル前から出ている青色のソンテウを利用すれば20バーツで移動可能です。

詳しくは以下の記事にて解説しています。

 

第二バスターミナルに移動したら、ルアンバパーン行きのバスが出ているか調べます。

 

 

調べてみるとこちらの会社にてルアンバパーン方面行きのバスの予約ができるようです。

その名も「THE TRANSPORT CO.,LTD」。

 

窓口はこんな様子。

 

券売所の中の人であるおばちゃんがとても気さくで、私のカスのような英語がツボに入ったのか、めっちゃ爆笑されつつルアンバパーンに行きたい旨を伝えます。

 

 

チェンライからルアンパバーンへの料金は950バーツ(約3,330円)で、連日12時30分に出発するとのこと。

この日は予約だけで、当日の出発30分前までにもう一度訪れることで料金支払いをし、チケットを渡してくれます。

 

そして当日渡されたチケットがこちら。

 

予約時にはパスポートが必要ですので必ず持参しましょう!

とりあえずこれでルアンパバーンへの直通バスの予約は完了です。

 

※参考:乗り継ぎで移動する方法

ちなみに、直通ではなく乗り継いで移動する方法もあります。

乗り継ぎの場合は調べた限りだと大きく分けて2通りの方法があります。

 

①チェンライからラオスの国境沿いの街「ファイサーイ(ボーケオ)」まで同じようにバスで移動し国境を超え、ファイサーイからルアンバパーンまで新しいバスに乗り継いで移動する方法

②ローカルバスやソンテウ、寝台バスなどを細かく乗り継いで移動する方法

 

①の方法は、チェンライ~ファイサーイ(ボーケオ)間のバスで220バーツ(約770円)、ファイサーイ~ルアンバパーン間の長距離バス料金で580バーツ(約2,030円)と、チェンライ~ルアンバパーンへの直通バスよりも150バーツ(約525円)安いです。

乗り継ぎや新たに予約をする手間や、ちょうど良い時間のバスの予約ができないリスク、余計にかかる移動時間と、150バーツを天秤にかけてどちらを選択するか?という問題です。

 

②の方法はもっと細かく面倒くさい(旅っぽくはあるけれど。。。)

  1. チェンライからローカルバスでタイ側の国境沿いの街「チェンコン」近くの国境まで移動する。2時間、65バーツ。
  2. チェンコン手前でソンテウを捕まえて乗換。国境まで移動。50バーツ。
  3. 越境の手続きを行う。タイ国境→ラオス国境の移動にバスが必要で、バスで移動。25バーツ。
  4. ラオス国境前からファイサイ (ボケオ)のバスターミナルまでソンテウで移動。100バーツ。
  5. ファイサイ (ボケオ)のバスターミナルからルアンパバーンまで寝台バスで移動。約13時間580バーツ(145,000キープ=約1,900円)

 

最後のファイサーイからルアンパバーンへの寝台バスの移動は同じですが、それまでの工程が超面倒。

料金もトータルで840バーツと、チェンライからの直通バスと比べても110バーツ(約390円)しか変わりません。

 

②の方法を選ぶ理由は、エキゾチックでエキセントリックなスーパーローカル旅が好きで希望する、物好きな人しか思い浮かびません。

 


当日。ラオス・ルアンバパーンに向けて出発

さて、本題に戻ります。

30分前にチェンライのバスターミナルに移動しチケットを受け取り、バスが来たら指定の場所に乗り込みましょう。

 

バスはこんな感じ。

この長距離バスは寝台タイプの長距離バスで、完全フルフラットの座席になります。

(※タイミングによっては普通のシートタイプのバスの場合もあるらしいです。)

中の様子はこんな感じ。

フルフラットの席が左右に別れ2段ベッドになっています。

 

個別の席はこんな感じで、このスペースで16時間(場合によってはもっと長い)の移動に耐えます。

一人であればこんな感じで悠々自適に過ごすことができるのですが、実はこのスペース2人分なのです。。。

となりが可愛い女性なら天国ですが、デブで臭いおっさんなど来た日には圧倒的地獄です。

一人旅の場合は完全な運ゲーになってしまいますが、運がない人はご臨終案件です。

 

周囲を見渡すと友人同士やカップルでの乗り込んでいる人が多い。

やはり見ず知らずの他人と密着して長時間の移動は苦しいので、賢い選択です。

幸いにも私の隣に来たのは細身のお兄さんだったので、そこまでつらい思いをする事はありませんでしたが、移動中はずっと縮こまって寝ていました。

 

 

そして出発時刻の12時30分。

長い長い約600kmのバス旅が始まりました

※移動経路は灰色の方です。

 

ファイサーイ近くで国境を超え、ラオスへ入国

バスで移動すること2,3時間。

ノンストップで進んで行ったバスはタイ側は「チェンコン」、ラオス側は「ファイサーイ」という地名にある国境に到着です。

 

国境はこんなこんな感じ。

結構な大きさの建物はあるものの、思ったよりも警備が厳重という感じもせず、自然が豊かで落ち着いた雰囲気です。

 

 

バス内で国境を超えるために必要なDEPARTURE CARD(出入国カード)が渡されます。

こちらはラオスへの入国と出国の際に必要になりますが、まずその前にタイからの出国の手続きをしなければなりません。

 

そしてそのために必要なのが、タイに入国するときに渡されたこちらのDEPARTURE CARD(出入国カード)

無くしていると手続きの際になかなか面倒になります。

タイ国内での宿泊でも必要になることもあるカードですので、出国まで無くさないようにしっかりと保管しておくことが重要です。

 

 

パスポートとDEPARTURE CARD(出入国カード)を持ってタイの出国手続きを行います。

 

こちらは外国人の方々がラオスへの入国のためにビザを申請している様子です。

日本のパスポートは世界の中でも屈指の性能を誇るため、ラオスであれば15日間はノービザで滞在可能です。

私は15日以内の滞在予定だったので、ビザの申請はせずにそのまま国境を通過しにかかりました。

 

こういう時ほど日本に生まれてよかったなと感じることはないですね。軽い優越感です。

 

出国の手続きが完了したら再度バスに乗り込み、ラオス側の入国管理局へと移動して手続きを行います。

タイとラオスのイミグレーションの間の風景。

自然豊かです。

 

そしてこちらがラオス側の入国審査場。

バス内で渡されたDEPARTURE CARD(出入国カード)に必要事項を記載して、イミグレーションを通過しましょう。

このときに書いたDEPARTURE CARD(出入国カード)は、ラオスを出国する際にも必要になりますのでしっかりと保管しておきましょう。

 

 

無事ラオスのイミグレーションを突破してまずやるべきことは、ラオスのお金を入手することです。

国境にはレートはあまり良くないですがマネーエクスチェンジ(両替所)がありますので、必要であれば最小限でラオスのお金「キープ」を調達しておきましょう。

 

もしくはATMもありますので、カードの吸い込みリスクなどはありますがATMで現金を引き出しましょう。

 

 

イミグレーションには簡単な売店もありますので、長時間のバス移動中に軽くつまめるものや飲みものを買い込んでバスに乗り込みましょう。

 

こちらはラオス側のゲートを超えた場所の景色。

歓迎してくれています。

 

ひたすら悪路の山道を進み、「Luang Namtha Bus Station」で1度休憩

国境を超えたらあとは途中何度か中継地点を挟みつつ、ひたすらにルアンパバーンを目指して進んでいきます。

ラオスの北部の道はタイと比べてもアップダウンや蛇行が多い山道が多く、上下左右に振られる悪路が多いです。

ガタガタの道も多くかなり揺れます。

 

 

チェンライを出発して8,9時間ほど経った頃でしょうか。

日もすっかり沈み時刻も深夜になったころ、「Luang Namtha(ルアンナムター)」に到着。

ここでようやく晩御飯のための休憩時間です。

休憩所には上記のような食堂や、

 

ガッツリ焼かれたワイルド系の食材が売られている売店、

 

ごく普通の売店ぽい売店などがあります。

 

 

食堂は複数ありますが、メニューはこんな感じ。

・・・全く読めない。

これはラオス語かな?

どこの店も英語でのルビが振ってないので、どれがいくらか見当がつきません。。。

さすが田舎。不親切です。

 

 

とりあえず無難で鉄板の東南アジア飯「フライドライス」を写真を見て注文。

フライドライス、別名焼き飯やチャーハンなどとも呼ばれるこの料理は、味が外れることは殆ど無いですし料金も安めで、貧乏バックパッカーの味方と言えます。

 

料金は20,000キープ(約250円)

タイと比べると少し物価が高めですが、それでもお安い。

味もうまい。

 

 

腹ごしらえと周囲の散策を少し行った後、乗り間違えと乗り遅れにだけ注意して、残りの道のりを行くべく再びバスは出発していきます。

 

出発から16時間後、到着は南にあるサウザンバスターミナル

チェンライから出発しておよそ16時間後。

時刻は早朝の4時半頃、目的地であるルアンパバーンへ到着しました。

早朝のため周囲は真っ暗。

少し肌寒さも感じます。

 

到着した場所はルアンパバーンの中心地から少し離れた場所にある「サウザンバスターミナル」です。

ルアンバパーンのホテルが集中している北西方向にある中心地には、距離にして約2kmほどあります。

バスターミナルには中心地へと送ってくれるソンテウが待機しています。

 

料金は20,000キープ(約250円)。タイと比べると高めです。

こちらに乗って移動する旅人たちが多かったですが、深夜の街の雰囲気をゆっくりと感じたくて歩いて中心地へ向かうことに。

 

道は基本的に真っ暗ですが、いくつか街頭があるから少し安心です。

 

道中にいた野犬に少し追われてビビったり、早朝から開店の準備をしているお店があったり、僧侶の方々が托鉢をして回る姿を見ることができました。

 

長い長い移動が完了し、ついにルアンパバーンに到着です。

 

まとめ

チェンライからルアンパバーンへの直通バスでの移動方法についてご紹介しました。

ポイントポイントで少し気をつける点はありますが、そんな難しいこともと大きなトラブルもなく無事に国境超えを果たし、世界遺産の街へと到着しました。

 

乗るバスによってはフルフラットではなかったり、到着場所が北側にあるノーザンバスステーションだったりするようですが、大きな違いはなさそうです。

唯一の運要素、「隣の乗客」。

運が悪いと長時間地獄を見ることになるので、覚悟だけはしておきましょう。

 

ぜひ同じルートの移動の際の参考にしていただければ幸いです。