サラリーマン上司に尽くしても無意味。上司の顧客との新年会で、一人見捨てられた話

サラリーマン上司に尽くしても無意味。上司の顧客との新年会で、一人見捨てられた話

こんにちは。チリ毛(@chirigetravel)です。

営業職など顧客と直接関係を持つことがあるサラリーマンであれば、忘年会と新年会は年末年始の風物詩と言える恒例行事でしょう。

新年会や忘年会を代表とする接待は顧客との関係強化のために行われることも多いかと思います。

 

そんな上司の顧客との新年会に呼び出され、上司達から生贄に捧げられ朝まで飲みに付き合わされた経験について紹介します。

「上司の裏切りほど部下の信頼を無くす行為はない」ということを、この経験で実感しました。

 



相手は恒例の怖いおじさん顧客

接待の相手は50代のおじさん。

このおじさんの経歴と私が勤めていた会社の関わりが面倒臭すぎる状況にありました。

まず、このおじさんを「Sさん」と呼ぶことにします。

このSさんと私の出会いは、Sさんの誕生日を祝うという謎で地獄な接待の場でした。

 

Sさんは元々私の会社の社員で、それも社内では知らない人はいないレベルで有名な営業マンだったのです。

なぜそこまで有名だったのか?

役職も地方の営業所のトップまで上り詰め、本社でも管理職として成果を出し続けていたことに加えて、パワハラが半端じゃなく、圧倒的な恫喝力をもって社内外問わず怒鳴り散らしまくり、時には肉体的制裁も辞さないような人だったそうです。

パワハラなんて言葉もなかった昔の時代であっても、その圧倒的な恫喝力からか社内では恐れられていた存在だったのです。

私も接待中に何度も殴られました

 

そんな人が数年前に会社を辞め、別会社の人間として取引を持ちかけてきたことから付き合いが始まったそうですが、私が努めた会社の社長とも深い面識があったため断り切ることもできず、回り回って私の上司が担当営業をしていたのです。

 

正直会社の中でもっとも厄介な取引先顧客であったと思います。

なぜならSさんからしたら古巣の会社です。

以前と同じ感覚で恫喝しますし、遠慮などなく無茶苦茶を要求してきます

何か気に入らないことがあるとすぐに社長と交渉しようとしてきます

厄介極まりません。

 

そんな面倒で怖すぎる人との新年会に呼ばれる。

またもや嫌な予感しかせず、憂鬱な気持ちになります。

 

新宿イカセンターとロボットレストランをはしご

今回の新年会の舞台は新宿。

1次会はイカセンターというイカを中心とした食事を提供することで有名な店です。

 

イカセンターにお客さんより先に到着した私達。

今回は私以外に3人の上司たちが参加しています。

 

Sさんはどうやら少し遅れるようだ。

先に飲み始めていて良いとのことなので、軽く飲み始める私達。

その時の私達のテンションの低さは半端じゃなく、Sさんへの愚痴が止まりません

 

しかしそんな陰鬱な雰囲気だったのに、上司はSさんが到着するやいなや圧倒的な切り替えと身代わりの早さを見せ、ハイテンションでSさんを迎え入れます。

この切替の早さは見習うものがありました。

 

そして2次会のロボットレストランはほんとに謎の施設でしたね。

簡単に中の様子をご紹介します。

新宿歌舞伎町のど真ん中にデカデカと掲げられた看板。

とても目立ちます。

中はこんな感じ。

中央をステージにして両端の席にお客さんが座るスタイルです。

どこぞのクイズ番組のような雰囲気。

 

そして意外と外国人観光客が多い。

和太鼓を演奏するお姉さんたち。ロボットはどこに行ったのか。

和をテイストにしたショー。これ以外にも色々なショーがありましたが、ロボットレストランと言いつつ全体的にロボット感は少なめで、終始女性がステージで踊っているのを眺めている感じです。

 

しかし良かったのは、こういったショーを見ている間は、お客さんと一緒になってショーを見ていれば良いだけだったので、50代のSさんの地雷を気にしつつ盛り上げるという困難極まりないことをしなくても良いというです。

謎施設でしたが、新年会を穏やかに乗り切るという意味ではナイスなチョイスでした。

 

ホームタウン六本木へ生贄に

2次会も無事終わり、時刻も11時過ぎ。

なんとかここで新年会を終わらせたい上司たちと私

そのための布石を上司は打ち続けてきました。

 

「翌日始発で仕事に行かなければいけない」

「最近嫁に離婚を匂わされているから今日中に帰らなければいけない」

「このあと会社に帰って残りの仕事を片付けなければいけない」

などなど、様々な言い訳によって朝までオールコースを回避しようとします。

 

上司たちは職場でもそれなりの立場であり家庭もある身。

言い訳が通用する余地があります。(通用しない場合のほうが多い

 

そしてこの日はなんと奇跡的に上記の言い訳が通用したのです。

 

しかし、社会人1年目、家庭なし彼女なしの新米サラリーマンにはそのような言い訳は通用しません。

結果、新人サラリーマンの私だけがホームタウン六本木に連行

朝まで飲みとカラオケというオールコースに引きずり込まれ、何度かSさんの地雷を踏み怒られながらもなんとか朝まで耐え忍んだのでした。

 

翌日、裏切りの真実が判明

朝まで飲みとカラオケでボロボロの状態で開放されたのが朝の5時。

ボロボロの状態でなんとか出勤します。

 

そして昨晩の状況を報告すべく上司の元へ。

するとそこにはなぜだか疲れ顔の上司の姿が。

 

そして話をしているうちに明らかとなる衝撃の事実。

私とSさんを六本木へ見送ったあと、そのまま帰らずに上司たち(この時は私以外に3人の上司が会に参加していた)だけで新宿でダーツをして遊びながら朝まで飲んでいたのだとか。

 

上司たちは自分の顧客を自分の部下に押し付け、自分は朝まで楽しく遊んでいたのです。

私の上司は仕事も激務を極めていたし、仕事優先で家庭は二の次にしているのを目の当たりにしていたので、早く帰って少しでも休んでもらえるなら私も嬉しかった。

そう思って一人に重荷を背負わされても頑張って耐え忍んでいたというのに、上司は気軽に遊び呆けていた。

その事実には落胆する他ありませんでした。

 

私はいったいなんのために頑張ったのだろうか。

虚脱感だけが残りました。

 

結論

「上司を思って頑張っても、尊敬できる人でなければ何も返っては来ない。良いこともない。」

 

私が所属していた部署は社内でも一目置かれる営業部署で、その中でも私の上司は一番の出世頭でした。(2年後、実際に最年少で管理職に抜擢されています)

しかしどんな優秀な上司であっても皆我が身可愛さで他人を売るのです。

部下であればなお売りやすいでしょう。

いま現在若手で仕事を頑張っている方、上司が人格者でなければあなたの頑張りが評価されむくわれることはほとんど起こりえません。

 

甘言を囁いてくるだけの上司に付いて行って頑張っても、殆どの場合で報われないでしょう。

しっかりと上司の資質を見極め、今の環境で頑張り続ける価値があるかどうか判断しましょう。