【ブラック企業体験談】行き過ぎた接待の末、先輩顧客の荷物持ちになった話

【ブラック企業体験談】行き過ぎた接待の末、先輩顧客の荷物持ちになった話

こんにちは。チリ毛(@chirigetravel)です。

働き方改革の流れを受けて徐々に労働環境が改善されつつある日本の雇用環境。

残業時間の削減や在宅ワークなどの会社に行かずともリモート環境で企業に勤めることができる環境になりつつあるでしょう。

 

しかしそれはまだまだ一部の企業に限った話でもありますし、それよりももっと重要な「一緒に仕事をする人を選べない」という最大の問題は解決していません。

仕事で最も重要なのは「一緒にはたらく人」だと思っています。

  • 上司
  • 部下
  • 顧客
  • 同僚

これらの仕事で関わる人が他人の人権を踏みにじるような人パワハラをする人である場合、いくら労働時間が短めにしたとしても、会社という環境は「ブラック企業」となります。

 

そんな「一緒に働く人はめっちゃ重要論」に行き着くに至った、ブラック企業での体験談をご紹介します。

 



厄介な先輩顧客

当時サラリーマン2年目だった私には面倒な業務がありました。

それは、

「私が逆らえない上司が逆らえないおじさん顧客の夜の接待要員」

です。

 

はい。分かりづらいですね。

新人サラリーマンの頃からの私の上司には、とても面倒なおじさん顧客が担当していました。

そのおじさん(通称Sさん)の素性が最高に面倒でした。

 

Sさんは元々私の会社の社員で、それも社内では知らない人はいないレベルで有名な営業マンだったのです。

なぜそこまで有名だったのか?

役職も地方の営業所のトップまで上り詰め、本社でも管理職として成果を出し続けていたことに加えて、パワハラが半端じゃなく、圧倒的な恫喝力をもって社内外問わず怒鳴り散らしまくり、時には肉体的制裁も辞さないような人だったそうです。

パワハラなんて言葉もなかった昔の時代であっても、その圧倒的な恫喝の迫力からか社内では恐れられていた存在だったのです。

 

そんな人が数年前に会社を辞め、別会社の人間として取引を持ちかけてきたことから付き合いが始まったそうですが、私が努めた会社の社長とも深い面識があったため断り切ることもできず、回り回って私の上司が担当営業をしていたようなのです。

おそらく会社の中でもっとも厄介な取引先顧客であったと思います。

なぜならSさんからしたら古巣の会社です。

 

以前と同じ感覚で恫喝しますし、遠慮などなく無茶苦茶を要求してきます。

何か気に入らないことがあるとすぐに社長に直談判しようとしてきます。

 

めんどう極まりないSさん。

 

さらに面倒だったのが、Sさんが高級キャバクラ通いと飲み会などの夜遊びが大好きだったことです。

結果、上司の部下であった私はその顧客との接待要因として週に数回駆り出されるような状況が続いていたのです。

 

Sさんとの他のエピソードは以下で紹介しています。

 

面倒な顧客からは逃げるに限る

自分の顧客でもない面倒なおじさんに続けた当時からずっと思っていたことは、

「面倒な顧客からは速攻で距離を置くべき」

ということです。

 

ものを買ってもらう営業などの立場と顧客では、基本的な力関係では顧客のほうが圧倒的に有利です。

そんな有利な立場を利用して高圧的な態度で無理難題を要求してくるような顧客と付き合い続けるのは、会社員として心身ともに疲弊する要因となります。

そういった顧客はたいてい大した利益も生みませんし、めんどうな仕事ばかり押し付けられると相場は決まっています。

 

無理をして関係を続けてもうつなどの心理的な病や肉体的な病気になることもあります。

 

あまりに面倒な顧客とは距離をあえて距離を取り、もっと仕事をしやすいお客さんを見つけて働くほうが、長期的なメリットが大きいでしょう。

 

何故か呼び出し続けられる日々

本当は距離を取って関わらないようにするのが理想なのですが、私は面倒な顧客Sさんに気に入られてしまい、自分の顧客でも無いのに週に何度も呼び出しを受けるようになっていました。

特に木曜日の呼び出しが多かった。。。

 

携帯の番号も抑えられてしまい、直接電話やメッセージが飛んでくる日々。

しかし私は逃げられなかった。

 

何故か。

 

上司が自分の負担を押し付けることを承知で、Sさんからの呼び出しに応じるように指示してきたからです。

この上司に逆らえなかった理由もいくつかあります。

  • この上司はSさんからの厄介な仕事の依頼で疲弊していた
  • 若手の私は上司から仕事を教わっていたので、嫌われると仕事を覚えられない
  • Sさんからの無茶振りなどが原因で、上司が常に不機嫌で当たり散らされており、単純に怖かった

 

結果、私は断ることも逃げることもできず、Sさんからの呼び出され朝まで飲みに付き合わされる日々はしばらく続きました。

 

最後には私的な買い物の荷物持ちに

自分の顧客でもない人の接待を週に数度こなす日々は数年続きました。

恫喝や暴力を使いこなす厄介な人を相手にし続ける日々は、私のメンタルと体力をゴリゴリと削り続けていました。

 

唯一の救いだったのは、Sさんがかなり稼いでいる人だったため、自分でお金を出すことがなかったことです。

というか、高級なお店も多かったので私の給料では払えなかったのですが。。。

 

そういう意味では無料で高級店に行けていたという見方も出来ますが、常に神経を張り詰めて気を使い続けなければいけないので、役得感は全くありませんでした。

だた辛いだけです。

 

そしてそんな日々をなんとかやり過ごしていた矢先のことです。

それまでは夜の飲み会においての呼び出ししかされていなかったのですが、どう扱っても良いと判断されたのでしょうか。

平日の日中帯、就業時間中にも関わらず突然の電話。

無視するわけにもいかず電話に出ると、今すぐ銀座に来て買い物に付き合えとの内容でした。

 

 

私も仕事が暇なわけではありません。

自分の顧客やノルマを持った営業マンです。

業務もそれなりに多忙でした。

 

しかしコチラの事情はSさんには関係ありません。

なぜなら私はSさんにとって、社長とも繋がりがある古巣の会社にいる若手社員にすぎないからです。

 

上司にも就業時間中の呼び出しということで相談しましたが、対応しろとの命令が。

上司命令なので仕方がありません。

上司の顧客の私的な買い物の荷物持ちをするために、自分のお客さんの仕事を放置することになったのでした。

 

面倒な人は図に乗せると碌な事がない

仕事をしているはずなのに何故か自分の客でもない人の荷物持ちをする。

一つの究極の接待の形と言うことができるのではないでしょうか。

 

この接待で個人として得たものは気遣い力と付き合い力、高級店に行ったことがあるという経験だけです。

会社としては私の上司も含めてただ疲弊しただけです。

仕事では大した利益をもたらしてくれる人でもなかったようなので。

 

結局古巣の会社で社長との繋がりがあるからと、無茶ぶりにも答え続けて来たわけですが、残ったものは少しの利益と多大なる疲労感だけです。

 

人付き合いの損切りも早めにしてしまうのが何よりも重要だったと言わざるを得ないでしょう。

 

結論

面倒な人間関係からは全力で逃げよう。

そして

ブラック企業に入社したら、転職を検討しよう。

これに尽きると思います。

仕事で関わる人で自分の時間や労力、精神力を奪っていく人がいる環境はいち早く抜け出すことが大切です。

こんな人付き合いをしていても人生何も豊かになりません。

 

あなたの周りであなたの足を引っ張る人間関係があれば、今すぐに全力で距離を取りましょう。