【ブラック企業体験記】上司のおじさん顧客の誕生日会を何故か祝わされた新人サラリーマンの話

【ブラック企業体験記】上司のおじさん顧客の誕生日会を何故か祝わされた新人サラリーマンの話

こんにちは。チリ毛(@chirigetravel)です。

営業職や管理職など、顧客と相対するサラリーマンにとって切っても切り離せない「接待

 

「プライベートの時間を大事にしたい」

「飲み会など無駄」

などと声高に叫ばれている近年では、接待を含めた飲み会文化が以前より廃れてきています。

 

しかし会社内での飲み会のように簡単に切り捨てることも難しいのが接待であり、一つの営業手法として接待が有効に活用されることもあります。

そんな本来であれば大切な営業活動の場であるはずの接待ですが、全く何も生み出さない接待というものもあります。

今回は圧倒的に生産性がないのに回避できない接待経験について紹介したいと思います。

 



見知らぬおっさんの誕生日会に招集される

私がまだ新卒で入社した会社で配属されて一年目の冬に差しかかろうとしている11月頃のことです。

ようやく少しずつ仕事にも慣れはじめ、上司や先輩社員たちとの距離感もだいぶ詰まって来た頃、当時私のメンターとして指導役をやっていた上司から、上司の顧客と接待があるから同行するように言われます。

以前はじめての接待でちん毛を食わされた経験もあり、接待というものにあまり良い印象はありませんでしたが、指導をしてくれている先輩社員からの指示に個人的な感情で逆らうわけにもいかず、接待へ参加することになりました。

 

今回は前回とは異なり顧客との接待ですので、そこまでめちゃくちゃをするものでもないだろうと思っていた時期が私にもありました。

この接待がまさか数年に渡って私を苦しめ、最終的に裸芸を身につけるに至る接待地獄の始まりだとは、この時は想像もしていませんでした。

 

おっさんの素性が面倒臭過ぎた

接待の相手は50代のおじさん。

このおじさんの経歴と私が勤めていた会社の関わりが面倒臭すぎたのです。

まず、このおじさんを「Sさん」と呼ぶことにします。

 

Sさんは元々私の会社の社員で、それも社内では知らない人はいないレベルで有名な営業マンだったのです。

なぜそこまで有名だったのか?

役職も地方の営業所のトップまで上り詰め、本社でも管理職として成果を出し続けていたことに加えて、パワハラが半端じゃなく、圧倒的な恫喝力をもって社内外問わず怒鳴り散らしまくり、時には肉体的制裁も辞さないような人だったそうです。

パワハラなんて言葉もなかった昔の時代であっても、その圧倒的な恫喝の迫力からか社内では恐れられていた存在だったのです。

 

そんな人が数年前に会社を辞め、別会社の人間として取引を持ちかけてきたことから付き合いが始まったそうですが、私が努めた会社の社長とも深い面識があったため断り切ることもできず、回り回って私の上司が担当営業をしていたようなのです。

おそらく会社の中でもっとも厄介な取引先顧客であったと思います。

なぜならSさんからしたら古巣の会社です。

 

以前と同じ感覚で恫喝しますし、遠慮などなく無茶苦茶を要求してきます。

何か気に入らないことがあるとすぐに社長に直談判しようとしてきます。

 

そんな面倒で怖すぎる人との接待に呼ばれる。

嫌な予感しかしませんでした。

 

盛り上げ役として生贄に

この日の接待は、Sさんの誕生日を祝うという、正直な感想を言うと謎の接待です。

やる理由は一つ。開催しないとSさんの機嫌が悪くなり怒鳴り散らされ、最悪社長案件になってしまうからです。

その前に食い止めるための悲しい損切りのための会なのです。

 

そしてこんなに緊張する誕生日会も珍しいです。

宴会芸をやらされる身内の飲み会とはまた違った緊張感があります。

 

会話の言葉一つ一つに神経を張り巡らせ、相手の怖いおじさんの地雷を踏まないように話をしなければなりません。

その上で場を盛り上げなければいけないという、なかなかにハード過ぎる接待です。

正直新人には荷が重すぎます。

時折地雷を踏みかけそうになりながらも、従順で馬鹿ないじられキャラで通し、なんとか地雷が爆発することなく会は進んで行きます。

 

会の終盤、カラオケでEXILEの「流星」と湘南乃風の「睡蓮花」を熱唱し場を盛り上げ、Sさんとカラオケデュエットしたり、上司がカラオケで裸踊りで盛り上げているのを驚愕しながら一緒に盛り上げたりするうちに、時刻は当然のように朝の5時でした。

始発が出始める時間になって、ようやく開放されたのでした。

 

ちなみに、その日は平日。

4時間後には仕事が始まりました。

 

結論

この世には辛い飲み会がたくさんある。そしてそんな場からは早く逃げた方が良い

 

飲み会が少なくなってきている時代ですが、おそらくまだ昔ながらの激しい飲み会文化が根づいている職場というのはあることでしょう。

接待でも職場の飲みでも、飲み会というものはほとんどが無駄なものです。

飲み会から生まれるの生産的なものはほとんどないと言っても良いくらいです。

あなたの職場が接待や飲み会が多い職場なのであれば、できる限り参加せず、参加しても1次会だけで帰ることをおすすめします。

 

飲みたくて飲んでいる分にはまだ良いです。

行きたくないのに飲み会を断れない職場なのであれば、職場を変えるなどの対策を取りましょう。

我慢して付き合い続けていると、心身共に疲弊し、お金も時間も無駄にすることになります。

 

心と体を壊さないためにも、人生を無駄にしないためにも、飲み会は程々にして、強制的な飲み会からは全力で逃げましょう。