相手の興味を引きつけ納得させる話術「クライマックス法」と「アンチクライマックス法」を紹介

相手の興味を引きつけ納得させる話術「クライマックス法」と「アンチクライマックス法」を紹介

この記事ではコミュニケーションにおいて人の興味を惹きつける方法についてご紹介します。

 

人はコミュニケーションを取る際、誰しも自分の話を相手に聞いてもらいたいものです。

 

しかしなぜだか必死に話しているのに自分の話あまり聞いてもらえない。そんな経験は無いでしょうか?

 

この記事を読めば相手とコミュニケーションをとる時、話が面白く興味を引きつける人と、全く興味がわかない人とではどのような違いがあるのか、どうしたら興味を引きつける事ができるのか分かるでしょう。

 



「クライマックス法」と「アンチクライマックス法」の特徴と注意点

クライマックス法とアンチクライマックス法それぞれの特徴と使う際に気をつけるべきポイントについてご紹介します。

クライマックス法の特徴と注意点

クライマックス法とは、会話の中での話の結論を最後に持っていき、序盤は話を盛り上げていくような会話構成にすることで、相手の期待感を徐々に煽っていき、相手の興味を引く会話手法のことです。

 

この手法には話の結論を最後に持ってくることから、

  • 「結論のインパクトが弱くても最後に語ることで相手の印象に強く残すことが出来る」
  • 「結論を序盤に話さなくとも相手がこちらの話に強く興味を持っている時に有効」
  • 「順序立てて話す手法のため相手が前置きや礼儀、形式にこだわる人物の時に有効」

など特徴があります。

 

そのため講演会やスピーチで採用されることが多い手法です。

また推理小説などの物語も序盤に色々な事件が巻き起こり、最後の最後で探偵が推理を炸裂させ、物語が完結する形式であることから、クライマックス法を用いた文章と言えるでしょう。

 

ビジネスでの商談においても、相手がこちらの話に乗ってきているなと感じたら、話の結論を急ぐのではなく、最後に話した方が商談が決まりやすいです。

 

この手法の注意点としては、前置きや関係のない雑談をしながら相手の気持をのせていき、徐々に話の本質に迫っていく話し方をするため、

  • 「結論を急ぎたい場合」
  • 「初対面で長々と話すのが難しい場合」
  • 「相手に興味のない話をする場合」

などにはあまり適した手法では無いという点です。

 

アンチクライマックス法の特徴と注意点

アンチクライマックス法とは、クライマックス法の逆の手法であり、話の結論を会話の冒頭に持っていきいきなり結論を提示することで、会話の冒頭で一気に相手の興味を引くための手法です。

 

この手法は話の冒頭に結論を持ってくることから、

  • 「結論のインパクトが強い場合、話の冒頭で一気に相手を話に引き込無事が出来る」
  • 「時間のない場合でも簡潔に結論から説明できる」
  • 「簡潔に物事を伝えるのに向いている手法のため、論理的な考え方を好む相手に受け入れられやすい」

などの特徴があります。

 

そのためビジネスに於いてのプレゼンテーションや、WEB広告記事などでよく用いられる手法です。まず相手の興味を一気に引きつけ、その後に説明をするという流れは、ビジネス文書やプレゼンの場面で頻繁に用いられるPREP法(プレップ法)とよく似ています。

 

PREP法(プレップ法)とは、要点(Point)、理由(Reason)、具体例(Example)、要点(Point)の順番で構成される文章のことです。

 

アンチクライマックス法の注意点としては、結論を序盤に持ってくるため、その結論の内容的外れであったり、相手の興味を引く内容でない場合、冒頭でいきなり話を聞いてくれなくなってしまう可能性が高くなる点です。

興味の無い結論に収束していく話を聞くことほど辛いことはありませんからね。

 

クライマックス法の解説と具体例

クライマックス法を実際に使う場合のイメージが湧くように、具体的な文章をご紹介します。

例文-クライマックス法

「副業など自分のビジネスをはじめて収入を得たいと言う人は多いのではないでしょうか。

しかし仕事が忙しかったり家事や育児に追われ、自分の時間が持てずなかなか初められないのが現実です。

そんな人には家事代行サービスやベビーシッターを利用するのがおすすめです。

家事代行サービスやベビーシッターを利用することで家事や育児に割かれる時間と労力が減少し、代わりに自分のビジネスを始めやすくなります。」

 

「家事代行サービスやベビーシッターを使う」という結論を最後に持ってくるために、その前段で導入や理由などを挟み込むようにしています。

 

アンチクライマックス法の解説と具体例

アンチクライマックス法を実際に使う場合のイメージが湧くように、具体的な文章をご紹介します。

例文ーアンチクライマックス法

「家事や育児が忙しい人は家事代行サービスやベビーシッターを使うことで家事や育児に割かれる時間と労力が減少し、代わりに自分のビジネスを始めやすくなります。

副業ビジネスをはじめて収入を得たいという人は多いと思います。

しかし仕事が忙しかったり家事や育児に追われ、自分の時間が持てずなかなか初められないのが現実です。

家事代行サービスやベビーシッターを使い自分の時間を作りビジネスを初めれば収入が得られるでしょう。」

 

結論である「家事代行サービスやベビーシッターを使う」を最初に持ってきてしまい、その後にその理由や前提となる条件を説明するような文章構造となっています。

まとめ

興味を引きつける話し方として2種類の手法を紹介しました。

話の結論を最後に持ってくる「クライマックス法」、話の最初に結論をもってくる「アンチクライマックス法」、それぞれ適した場面や相手の状況、話す内容があります。

 

それぞれの特徴を理解したうえでうまく使い分けたることで、あなたの話は相手に伝わりやすくなり、しっかりと自分の話を聞いてくれることでしょう。