行動力がない人向け やる気を行動に結びつける方法5選
- 2018.09.10
- 心理学

行動することでやる気が出ると考える
人間のやる気というものはコントロールするのがとても難しいものです。 やらなければいけないことほど、行動を起こす前は憂鬱なもの。しかし一度行動を起こしてしうと不思議とモチベーションが高まってきて行動できる事があります。 私の体験談ですと、身体を鍛えるためにジムに行って筋力トレーニングをしなければならないのに、行く前はとても憂鬱です。しかし一度ジムに足を運んでしまえば、折角来たんだからやらなきゃ勿体無いという思考になりやる気が出始め、2時間みっちり自分を追い込むようにトレーニング出来ます。 鶏が先か卵が先かの話ではないですが、行動そのものがやる気を引き出してくれる事は多くあるのです。自分を洗脳する
洗脳すると言うと少々物騒ですし、あまり良い印象の言葉ではありませんが、自分を良い方向へ導くために使うのであればとても良い使い方でしょう。 そして自分を洗脳する方法ですが、数多くありますし心理学などよく勉強して自分に効果のある方法を実践するのが良いですが、ここでは私がおすすめする方法をご紹介します。無意識に刷り込む
人間は意識と無意識の2つの意識を持っています。意識して行動すること、無意識に行動してしまうこと、両方起こります。 ではどちらの方がより強力なのか。 無意識のほうが圧倒的に強いのです。 ですので意識的になにか行動するよりも、無意識に行動してしまうように自分に刷り込むことで、行動を起こさないと逆に気持ち悪いと感じるようにしていくのです。 ではどうやって刷り込むのか。一つの方法としてサブリミナル効果を利用するものがあります。 サブリミナル効果とは、無意識に刺激を与えることで、与えた刺激が行動に現れるというものです。 無意識に刺激を与える方法はいくつかあります。- 意識的に特定の行動を継続し続けることで、無意識でも行動できるようにする。
- 家の中で目につくあらゆる場所に「大きく短い」文章で願望を紙に書き貼っておく
- サブリミナル効果を起こすツールをPCなどにインストールして使う
他人の目を使う
人間は他人からの目を非常に気にし、どう思われているか、見られているかと考えることで精神に大きく影響を与えます。 そんな社会的な人間の性質を利用する方法として、他人に見られている状況で自分のやるべき行動を行うことで、より良いパフォーマンスを発揮する事ができます。 人間は自分ひとりだけの環境ですとサボってしまいがちな生き物です。みなさんも小さい頃学校の宿題をやる時に、お母さんの監視の目が合ったほうが宿題がはかどった、なんて経験は無いでしょうか? それと同様に、- 筋力トレーニングはジムで行う
- 勉強は家ではなく塾や学校など知っている人がいる場所でする
- カフェやマックなど家から出た場所でブログを書く
行動を快楽に転換する
人はいつも快感を求めているものです。快楽を得るために生きていると言っても過言ではありません。 代表的なものとしては食事・睡眠・性の3つですが、同様に自分が気持ち良いと感じる「快楽」に行動を結びつけることで、モチベーションを持続して行動できるようになります。 そして反対に自分がやりたくないこと、やってはいけない行動に対しては「不快」という感情を結びつけることで、さらに自分の行動をコントロールすることが出来ます。 ではどうやって行動を「快楽」や「不快」に結びつけるのか? それは行動を起こすことがいかに満足につながるか、不快になるかを「具体的にイメージ(想像)すること」です。 イメージ(想像)の仕方としては2種類あり、- 行動を起こす過程もしくはその行動自体に快感or不快を感じるイメージ
- 行動を起こすことで得られる結果に感or不快を感じるイメージ
- 筋トレなど運動して気持ちの良い汗をかいている瞬間をイメージする(快楽の過程)
- 筋トレすることで逞しい身体になり、女性にモテている結果をイメージする(快楽の結果)
やるべき行動を声に出す
イメージするに近い内容ではありますが、快感に結びつけた行動を声に出すことでより行動がしやすくなります。 自分が嫌いなことやネガティブな言葉を言葉を口に出し、耳で聞いているうちに、行動までもどんどんネガティブなものになってしまう。 逆に好きなものやポジティブな言葉を口に出していると、行動までもポジティブになっていきます。 このような効果を心理学では「公表効果」と呼びます。 この効果を利用し自分のやりたい気持ちとそれに伴う行動を言葉に出すことで、実際に行動に移しやすくなるのです。 自分の感情や目標を言葉に出し公表することで、「やらなければ!」と自分を奮起させると共に、自分の心に口に出した言葉を強く刻みつける効果もあります。 その結果自分の意識もより強いものとなり、行動を起こしやすくなるのです。 そしてこの言葉に出す「公表効果」は何度も繰り返し行うことで効果が高まるとされています。まとめ
これまでご紹介した方法以外にも行動をコントロールする方法はありますが、この記事での方法はとても簡単なことばかりです。 未来の自分を変えるための行動を望むのであれば、今から実践されてみてはいかがでしょうか。 少しでもこの記事がお役に立てれば幸いです。-
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